中学受験を控えた小学6年生といえば成長盛りなので、睡眠時間をしっかりとりたいところです。しかし受験生にとっては睡眠の時間も勉強に費やしたいという気持ちがあるのも事実です。そこで今回は、中学受験の受験生に睡眠時間はどれくらい必要？という観点から話を進めます。高学年では少なくとも9時間の睡眠が必要とされていますが、受験生で9時間の睡眠を確保するのは難しいです。しかし、実は睡眠時間を削って勉強するよりも、たっぷり睡眠をとっている生徒の方が好成績を残しているという調査結果も出ています。特に小学生の睡眠不足では、発育不良、集中力不足、肥満、免疫力低下といった重大な悪影響が出るとの報告もあります。ただ、これらはあくまで調査の結果なので、一概に長時間の睡眠が好結果につながると言えません。大切なのは熟睡して心身の疲れをとること、そして受験の直前にかけて、次第に早寝早起きの習慣を作ることです。

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